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​理美容業界の問題点

1. なり手の減少と離職の多さ

下記のグラフの通り美容師免許新規所得者の数は減少傾向にあります。しかし、日本は世界一の少子高齢化が進んでいる国です。2011年から人口減少も進み、それに伴い若者人口も減少していますので、なり手の減少は自然現象とも言えます。

一方、美容室の数が増え続け令和元年(2019年)の美容室店舗数は25万4422軒と過去最高を記録しています。なり手が減少傾向なのに美容室の数が増え続けているという逆転現象が起きている為、求人活動に苦戦すると言われています。ここで注意点ですが、25万軒全てが求人活動をしているという事では無いです。求人活動をしているのはそのうち2割程度と言われていますが、いずれにしても求人が厳しい事には変わり無いでしょう。

※グラフ準備中

また、離職が多さについては正確なデータは存在しませんが、美容師免許保持者のうち、実際に美容師として就業する人数(就業率) は40%に満たないと言われます。同じ様な国家資格の看護師の場合ですと70%近くの就業率と言われますので、少ない事がお分かり頂けると思います。

2. 人材の都市集中(地方との格差)

下記のグラフ2020年3月に美容師免許を取得した学生の数で、その都道府県で受験したかを現しています。東京が圧倒的に多く、次いで大阪、愛知、福岡と4代都市に集中している事がわかります。日本の人口問題と同じ様な現象です。

※グラフ準備中

■解決方法

​【学生・高校生に対して】

なり手を増やす為に、中学生や高校生に美容師の魅力を発信する必要があります。

また、離職を減らす為に、就職を控える美容学生や高校生にサロン選びのポイントをしっかり教え理想と現実のギャップを埋める指導が必要です。また、学生から社会人に変わる事は人生の中でも大きな転機になりますので、いつまでも学生気分ではいけません。何の為に働くのか、将来どうなりたいか、などの職業観をしっかり身に付ける事が必要です。

​【サロンに対して】

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美容師になろう中高生版vol.3
​2022年2月発行

なり手を増やし、離職を減らす為に、サロン側の努力も必須です。

まずは「なりたい」と思って頂ける職業に美容師がなる様、美容師が生き生きと働ける環境作りが大切です。求人をする際にも良い事ばかり言ってギャップを広げない様、「求人力」を強化する事が必要です。また美容業界は教育産業とも言われますが一人前の人材に育てる事が重要です。

その為、時代にあった教育体制を整える事が必要です。また地方のサロンにおいてはなり手を増やす活動として地方創生をキーワードに行政とタイアップすると良いでしょう。地域で働く人材を育てる為に美容師職業体験などを積極的に行うことをおすすめします。

【​求人力の定義】

​図の様に会社組織としての「基礎力」がしっかりとあり、時代にあった「発信力」を付ける

この2つの力が合わさったものを「求人力」と提言しています。

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■具体的手段

理美容業界の問題点を解決する為にビューティープロ独自の具体的手段があります。

1. メディアの発行・運営

・美容学生向け就職情報マガジン「ナリタイ美容師になろう!」

(関東版、東海版、関西版、九州・中四国版) 

・なり手を増やす為、美容業界の魅力を発信「美容師になろう!」中高校生版

・「美容師になろう!」NET版

・YouTube「美なろチャンネル」

・Instagram、FaceBook、Twitter

2. 職業観の授業

美容学生、高校生、中学生に向けて職業観の授業を行なっています。

3. 求人コンサルタント

​求人66日間プログラム

4. 求人サポート

5. その他

求人活動を習慣化出来る
​「求人66日間プログラム」

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美容師になろう関東版vol.12
​2022年3月発行

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職業観を伝える授業で使用する
​「美容業界の仕事図鑑」

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