こんにちは!ユーミンです。
今日は3月の卒業シーズンを迎える前に
20代、どう生きるか、について美容室経営者のお話を紹介して
学生の皆さんにエールを送りたいと思います。
経営者は現在茨城県神栖市に マインズ、という美容室を5店舗展開する
有限会社マインズ 池田 浩社長です。
音声メディアスタンドFMでお話ししましたので
ぜひ、ご視聴ください。
聴くのが面倒な方は文章も付けていますのでお読みくださいね!
まず、池田社長はFacebookを通じて知り合いとなったのですが、
プロフィールの卒業校に私と同じ大学が書いてあったので一気に共感しました。
大学卒業の美容師さんは少ないですので、なぜ大学卒で美容師になったのか興味しんしんでした。
そして私の一つ後輩という事がわかったのですが、そして改めて、同世代ですとますます大学卒の美容師さんは珍しいのでその理由を伺いました。
そしてその理由、池田社長の生き様が、20代どう生きるかのアドバイスに繋がって行きます。池田社長をインタビューしたお話を紹介して行きます。
<第1章 サラリーマンからの転身>
僕の人生は大学を卒業し就職するまで何も考えず、ただ惰性で生きていた人生でした。就職したのは上場している大手電気メーカーでしたので、待遇も良く、サラーリマンとしては申し分のない会社だったと思います。しかし、入社半年くらい経ち「この人生まずいな」と思い始めました。人から言われて全てやらされている感じ。自分がやりたい事では無いと感じ始めたのです。
40年後、お金や肩書きは残るかもしれない。しかし、充実感という意味では何も残っていないのでは無いかと思いました。(今がその約40年後なのですが)
「ああ人生楽しかった」そう思えるのは今の仕事では無いな、自分で人生を創って行こう!そう思いました。それから色々な職業を考えました。もの創りが出来て、自分で人生を創れる仕事、それは美容師だろうと考えて9ヶ月で会社を辞めました。12月頂いたボーナスは美容学校の入学金にしました。
しかし、サラリーマン時代に手取り25万円あった給料が一気に10万まで下がってしまいます。令和時代の今はそんな事は無いので安心していただきたいのですが、当時は昭和時代、美容師は最初は見習いと言われ、安い給料が当たり前の時代でした。
<第2章 お金がないが楽しんでいた20代>
お金が無いので切り詰められるのは食費だけでしたので食費は月8000円で生活していました。タッパーにお弁当を詰めて自炊していました。3食全部一緒でした(笑)家賃は2万2000円の風呂なしアパート。しかしデッサンの道具を買ったり、美術館に行ったり、好きな事に少しのお金と時間を使っていました。またしっかり遊んでもいました。サーフィンが趣味だったのですが、道具を揃えてしまえば意外とお金がかからない趣味なんです。今の時代は私の時代ほどでは無いでしょうが、それでもアシスタント時代はお金のやりくりに苦労すると思います。
<第3章 20代をどう生きるか>
しかし、20代はエネルギーがすごくあります。そして自分のために使える時間もたくさんあります。私も1分、1秒を無駄にせずがむしゃらに挑戦していました。体力もありますので夜通し先輩から美容についての話を聞いたり自分の思いをぶつける事がすごく楽しかったです。美容に限らず、お金は無いがエネルギーと時間がある20代をどう過ごすかで、30代以降の人生が決まっていきます。50代になった今だからこそ実感しています。
また20代は美容師として成長できる時期です。自分にとって「師」といえる人を見つけ、チームの中で自分の技術、接客を磨き美容がどういう仕事なのかをサロンワークを通して学びましょう。私たちは職人なので手に職をつける、すなわち技術を磨くという事が重要です。そして30代は、20代でお金とエネルギーと時間をフル活用して培ったスキルを試して行きましょう。
以上、いかがでしたでしょうか?
池田社長のお話から20代は持っているお金、エネルギー、時間
全てを全力で使い切る!という事を感じていただけたのでは無いでしょうか?
そしてなぜサラリーマンから転身して美容師になったのか。その考え方も職業を決める上で大いに役立つと思います。
これから20代を過ごす皆さん、
大いに頑張ってください!!
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